風かをる 平成20年9月号

2009年03月12日(木)

「みんなで力をあわせることはすばらしい、と感じる経験をする」
これは今年度の活力際の3つのねらいの一つでした。一年生の作文から


初めての活力祭

 中学生になって初めての大きな行事、活力祭がだんだん近づいてきたころ、私はクラスの作戦委員になりました。作戦委員は、クラス全員の走順と学年種目の順番を決めます。


 小学校ではリレーは、六人ぐらいなのですぐ決められました。しかし、中学校では三十三人が走ります。走順を決めるのも初めてだったので、どんな走順でいけばいいのかわかりませんでした。他のクラスの作戦部員と相談しながら決めました。


 活力祭が近づくにつれて、学年全体で走ることが多くなりました。回を重ねるごとに、走順はいいものになっていきました。でもどんな走順にしたって、走るのが苦手な人はいます。そこで抜かされたりします。そうすると、遅いなどといろいろな声が聞こえるようになりました。私も、本気でやっているのだろうか、と疑いたくなりました。そんなある日、クラスで、一人一人が意気込みを書きました。放課後、先生がその意気込みをみせてくれました。


 「ぬかされない」


とありました。その人は、足が速いとはいえません。私は、もう少しがんばって走ってもらいたいと思ったことが何度かありました。先生から教えてもらったこの言葉を見た時、今までの自分が馬鹿らしく思えてきました。「ぬかされない」たった六文字だけど、私にはすごく思いが伝わってきました。本気で走っているのだろうか、とこれまで疑っていた自分が恥ずかしくなりました。


 今までは、頭の中に順位だけがありました。しかし、この六文字の意気込みをみて、一位じゃなくても、クラスのみんなが協力できれば、それでいいと思いました。順位だけが結果じゃないと思いました。
 活力祭当日、私たちのクラスは六位でした。ですが、みんな協力し、最後まで頑張って走れたので、私は、一位以上に嬉しいです。

 

あの人もこの人も素晴らしいと

私(奥山)は、小中学生のころは、短距離走が得意でした。だから運動会は好きでした。でも、教職に就いて、走ることや運動会は必ずしもみんなが好きではないことに気づかされました。ところが運動会は、みんな運動が得意、あるいは好きでなければいけないという前提で、企画・取組が行われているということもあるのではないか、と考えるようになりました。それでは

 「みんなで力を合わせることはすばらしい、と感じる経験」

 をすることは、難しいと思います。取り組みの中で、勝ち負けの結果だけでなく、それを求めて取り組む中で、お互い一人一人の感情や考えを大事にしながら、中学生という年齢にふさわしく、一人ひとりが人間に対する理解を深めていくような価値の転換が必要になってくると思います。

 一年生が始めての活力祭で、大切なことに気づいています。このような活力祭を作ってきたこれまでの一中の歴史と、それをうけて具体的に取り組んでいる生徒と先生方に大きな拍手を送りたいと思います。

みんなの頑張りで

 応援練習では、初めは周りも声が出ていなくて、活力祭もこんなものかと安心したけど、二回、三回と回数を重ねていくたびに後、前、横とだんだん声が出てきて、自分ひとりだけ声を出していないような感じがしてきました。みんな一生懸命やっている、だから僕もがんばらないといけない、と思い始めました・・・。

更新日:2009年03月13日 15:01


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